8月になりました。毎日とても暑い日が続いています。それでも、子どもたちは本当に元気です。びっくりするほど元気で遊びに没頭しています。どんな風に没頭しているかというと‥

汗をたくさんかきながらも、描きたい絵を満足するまで描きます。一枚の絵をずっと描く人もいれば、何枚も描く人もいます。紙を小さく切って、絵を描いて外にいる保育者に渡す人もいます。隣に座っている人がどんな絵を描いているか、気になる人はいません。でも隣の人が「見て見て!」と言えば、ペンを止めて「すごいね」と言い、また描き始めます。

登園して何かいい空き箱はないかな‥と探し見つけた空き箱をハサミで切り、テープを貼り、色を塗って時間をかけて作品を創ります。テープもセロハンテープ、ガムテープ、透明テープなど自分で考えて使い分けています。どうしても箱が固くて切れないときは、「ここをこう切って!」と保育者に頼みます。そして、また自分で考えて創っていきます。途中で小さい人がハサミを使おうとしたら、すぐに近くにいる私たちを呼んで教えてくれます。また、小さい人のためにわざわざ紙を持ってきてくれる人もいます。

外で蝉や蝶を捕まえた人がお部屋の人に見せに入ってくると、みんなで大きいね、綺麗だねと話しながら、代わる代わる触ってみたり、知らない虫は図鑑をひらいて調べます。みんなで頭をくっつけて図鑑を見ています。虫の詳しいお友達に尋ねる人もいます。

トランポリンで水遊びが始まると、そのまま行く人、今着ている服を濡らしたくなくて着替える人、パンツだけになる人いろいろです。行かずに目の前の遊びを続ける人もいます。

絵本を長い時間一人で読んでいる人もいます。はじめから保育者に読んでと持ってくる人もいれば、絵本を読み始めたことに気付いて一緒に座って聞き始める人もいます。お家ごっこの途中でお買いものに行き、絵本を買って帰る人もいます。何冊かの絵本を風呂敷に包み重そうに持ち歩く人もいます。

その他にも、ピアノを弾く人、かるたをする人、歌っている人、布を身体に巻き付けて変身する人、ブロックや積み木で遊ぶ人、絵の具をする人など書ききれません。

※子どもの遊びは、子どもの発達に不可欠であります。なぜなら、遊びを通して子どもは自分の能力を自由に創造的に開発し、自己主張を行い、また他者との関係に必要なさまざまな役割を試みることができるからです。自発的な遊びは子どものからだに活気を、心に満足感を与えます。こうした内面の事実は、喜びに溢れ夢中で遊びこむ様子や、なかなかな想像力や創造性を働かせる様子をとおして容易にうかがうことができましょう。子どもから遊びを奪えば、その内面には欲求不満がはびこり、精神的崩壊をもたらします。これでは、子どもに心の平和を育むことも、まして世界平和を促すこともできるとはいえません。※

遊びを通して、子どもの心に平和を育んでいくことができます。わたし達保育者は、子どもの遊びがより充実するように、それぞれの子どもたちがお互いを受け入れ大切に尊重するように保育を実践していきたいと願っています。

文献 ※ マドレーヌ・グタール(1988)「平和の種子を育てよう」p93-94

◇懇談会について
8月の許斐先生の懇談会は、8月24日(火)です。場所は宮司の公民館、時間は13時30分からです。当日保育日でない方もお子さまをお預かりいたします。是非ご参加ください。

◇8月の行事予定
8月6日(金) みんなで大掃除します!  
8月10日(火)~8月16日(月)まで 夏休み
8月24日(火) 13時30分~ 懇談会
8月30日(月) 9時半~ 県の監査

◇県の監査があります。
8月30日(月)の9時30分から、県の監査がおひさまえんで行われます。
これは毎年行われているもので、ここでの保育が県の保育基準を満たしているかを調べるものです。いつもは、春に行われていましたがコロナで延期になっていました。 今までおひさまえんは、県より基準を満たしてるということで証明書を頂いています。当日は、保育に支障がないように配慮しておりますのでよろしくご理解ください。お願いします。

◇新しいお友達
☆はるやくん 3歳
 元気な可愛い男の子です。どうぞよろしくお願いいたします。