おひさまえんのお昼にはお弁当が必要です。毎朝ただでさえ忙しい中、子どもたちのためにお弁当を作って下さって本当にありがとうございます。我が家にも小さい子どもたちのためにお弁当を作る母親の姿があり、その母親である娘の姿を見るたびにおひさまえんのお母さんたちが抱えてあるだろういろいろな気持ちを感じています。
私達は『食べる』ということは、身体の栄養というよりも、とても大切な心の栄養であると思っています。何でも食べれる子、いろんな野菜を食べれる子、たくさんの量を食べれる子は、たまたま食べれる子なのだと思います。一方食が細い子、何でも食べない子のお母さんは、毎日本当に試行錯誤して作って落ち込んでを繰り返しておられるのではないかと思いますが、たまたま食べない子なのだと思います。どちらにしても、私達はたくさん食べようが、ほとんど食に興味がなかろうが、それはその子らしさということで、どの子も食事をみんなで(家族で)囲む時間を楽しいひとときと感じれているかということが一番大切なことだと思っています。食べたくない気持ちを受け入れてもらえないことは、子どもには罪悪感として心に残ります。食べないとお母さんが怒る・悲しむので我慢して食べる、今日のお弁当は好きな物ばかりでほっとした、お弁当を残したからお母さんの顔を見るのが嫌、おやつばかり食べるからご飯が食べれないと言われる、ご飯を残してもったいないと言われるけれど口に入れるだけで吐きそうになるなど。こんな辛い思いを毎日抱えているとしたら、必ず心の病気になります。学校へ行ったら給食があり困るだろうからと思うのは親の考えです。せめて、ご家庭では子どものどんな気持ちも受け止めてください。特に食に関して、親のコントロールが入ると思春期に入った時子どもは自分で自分を苦しめてしまいます。どんなに後になって、あれは間違いだった、残してもいいよと言われても小さい頃の子どもの心に残された親の言葉は消えません。子どもの心は親の言葉一つ一つから作られていきます。どうか、もう一度我が子への言葉かけに棘がないかどうか振り返って下さい。学校で給食を食べられなくて困ることよりも、親の言葉の棘が心に刺さっている方が子どもは生きづらいのです。子どもたちの心の基盤を作るこの幼児期はとても大切です。これからの子どもたちの生きていく土台になりますので、どうかお母さんお父さんの揺るがない愛情をたっぷりと与え、子どもが今の自分に心配することなく自信を持って希望を持って安心して毎日を過ごすことが出来るように、最高の自己肯定感を育んでいきましょう。
何かわからないこと疑問に思うことがあれば遠慮なく声を掛けて下さり、お話しできると嬉しいです。また、おひさまえんのカウンセラーである許斐より子先生が毎月お話を聞いてくださり、お話しして下さる懇談会にも是非足を運んでみてください。
◇懇談会の予定
7月の許斐先生の懇談会は、7月11日(木)です。時間は、13時20分~14時50分です。場所は新しい宮司自治公民館で行われます。
当日保育日でない方も、お子さまをお預かりできますので是非参加してください。
なお、『おひさま懇談会へようこそ』をご持参ください。
◇県の監査がありました。
6月13日(木)13時から県の監査が行われました。今回もおひさまえんは特になしということで無事に監査を終えることが出来ました。これからも、私達が大切にしている保育方針をおひさまえんの子どもたち一人一人の心に届けることが出来る様に、頑張っていきます。
◇夏休みの日程
8月13日(火)~8月16日(金)です。
◇許斐利憲先生の交通安全教室がありました!
今年も昨年に引き続き6月27日(木)の10時15分から30分間、許斐先生による交通安全教室がありました。今回は、信号機のない横断歩道の渡り方でした。横断歩道を渡る時に必ずしなければならないこと、右をみて、左を見て、もう一度右を見て車が来ていないかをしっかり自分の目で確認!そして、運転手さんによーく見えるように右手を高く上に伸ばして、今から自分が渡るよという合図をします。右側の腕を自分の耳にくっつけてピンと伸ばすといいと教えてもらいました。そして、急がず走らずゆっくりと横断歩道を渡ります。中央線を越えてからは、左側の車が来ていないか、車に隠れて自転車やバイクが来ていないか確認しながら渡ります。みんなで何回も、保育室に作った横断歩道を渡る練習をしました。子どもたちにとっては、なんだかおもしろい許斐さんがやってきて、嬉しい楽しい時間だったので、大切な自分の命を守るという意識はまだまだですが、どうか、ご家庭でもお出かけの際に「お母さんの大切な宝物の○○ちゃんが‥」とお話しくださると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。