暑い毎日が続きます。毎日元気な子どもたちですが、元気でいるためには毎日の睡眠、食事などの生活のリズムが大切です。子どもに負担のない過ごし方の配慮をお願いいたします。おひさまえんでも、こまめな水分補給やお部屋や木陰で過ごすなど、休み休み過ごせるよう子どもの体調をみながら過ごしています。おひさまえんで採れたキュウリに塩と砂糖をかけて、水分塩分補給したり、塩金平糖(宗像道の駅で売っています!)を皆で舐めたりしています。食欲がないお子さんには、お弁当も食べやすいものをお願いいたします。今年の夏は最も暑い夏になるとか‥本気で気を付けて過ごさないといけません。着替え、帽子、たっぷりの水筒などよろしくお願いします。
お子さんの気になることは、朝の健康観察時に必ずお伝えください。

◇懇談会の予定
8月の許斐先生の懇談会は、8月22日(木)です。時間は、13時20分~14時50分です。場所は新しい宮司自治公民館で行われます。
当日保育日でない方も、お子さまをお預かりできますので是非参加してください。
なお、『おひさま懇談会へようこそ』をご持参ください。

◇夏休みの日程
8月13日(火)~8月16日(金)です。8月13日(火)~8月16日(金)です。十分に気を付けて、楽しい夏休みをお過ごしください。

◇お願いします。
お迎え時、門から走り出すことがないようにしっかりおうちの方とお子さんと手を繋いでもらってお渡ししたいです。荷物もあり大変でしょうが、よろしくお願いいたします。

◇お弁当の保冷テクニック
その1 おかずやご飯はしっかり冷めてから詰める
その2 保冷剤は「お弁当の上に」置く(お弁当を作ってから食べるまでの時間を考えてください)
その3 お弁当箱を保冷バックに入れる
その4 お弁当箱に冷凍のおかずをそのまま詰める
その5 保温弁当箱を活用(保温弁当箱は保冷にも使えます!)

◇続き
前回のおひさまだよりで『食』について書かせていただきました。
たくさんのお母さんから反響がありました。「私のことですか?」と言うお母さんが何人かおられました。皆さんいろいろな意味で心に感じるものがあったのではないでしょうか?
お弁当は、子どもにとってお母さんそのものです。おひさまえんで今まで過ごした子どもたちの中には、こんな子がいました。
朝お母さんと喧嘩をして、ずっと心にわだかまりを持って一日をすごしていたりかちゃん。お弁当の時間になっても、お弁当に一切手をつけず過ごしました。お腹が空いていただろうに、それでもお母さんが作ったお弁当を食べないという彼女の強い意思を感じました。お迎えに来たお母さんにそっと伝えると、驚いたお母さんはりかちゃんに駆け寄り、朝の喧嘩をあやまり仲直りをしてくれました。
園に来始めの頃、お弁当をずっと手にしていたはーちゃん。不安な寂しい思いをお母さんが作ってくれたお弁当を手にすることで紛らわしていました。お昼になる前から、「お弁当はまだ?」と何回も尋ねていました。お母さんははーちゃんが淋しくないように、大好きなものをたくさん入れてくれていました。
皆でお弁当を食べていたら、お友達のお弁当がうらやましくなる時があります。いつもおにぎりに海苔が巻いてあるいっちゃん。「ぼくはパリパリの海苔が好きなんだ。」というので、お母さんにお手紙を書こうということになりました。食べ終わったお弁当と一緒にお手紙を添えると、翌日パリパリの海苔を入れてくれていました。いっちゃんがどんなに喜んだことか。
どんな中身のお弁当でも、子どもは大好きなお母さんが作ってくれた、用意してくれた行為そのものが嬉しいのです。そして「大好きな○○ちゃんのためにお母さん作ったよ。」といって渡してくださるとなお嬉しいものです。お弁当とともにお母さんの自分への愛を沢山もらえるからです。
そしてこの行為は、お弁当だけにとどまるものではなく、日常の全ての行為に通じるものです。お母さんの眼差し、言葉、ぬくもりすべてが子どもの力となり、生きる希望になり、自分を愛する自己肯定感を作ります。何かが出来る子どもに育てるのではなく、自分のことが大好きな子どもに育てましょう。どんな私でも、こんな僕でも、大好きなお母さんは心から愛してくれる。だから私は大丈夫。
心が安定すれば、子どもは自分からいろいろなことに気付き、いろいろなことを好きになり挑戦する勇気が生まれます。子どもは自分で自分の人生を歩いていくことが出来ます。親が子どものために出来ることは、愛をもって心の基盤を作ることです。(的野記)