毎日暑い暑い、本当に暑い毎日が続きます。
1歳から6歳までの小さな子どもたちが、この暑さの中、汗をかきかき本当に元気に遊んで過ごしています。お部屋のクーラーは2台つけていますし、扇風機も4台回していますが、出たり入ったりする子どもたち。ドアを閉める時間はお弁当と絵本を読む時とおやつを食べる時間くらい。いつもドアは空きっぱなしなので、蝶々がひらひら、トンボがすいーっと入ってくることがあります。子どもたちは陽が当たって暑いところであろうが、遊びたいと思ったところに座り込んで遊ぶので、あっちこっちと遮光ネットを張り巡らしています。おひさまえんは蝉がとまって鳴く高い木があったり、高台で比較的風が吹く場所であるけれども、やっぱり暑い!それでもとにかく外で遊ぶ子どもたちです。私たちの「帽子被って!」「お茶休憩して!」と言う言葉も、子どもたち自身がみんなにいつも声掛けしてくれます。こんなに一日中遊べる子どもたちを、私たちはとても誇らしく思う夏のおひさまえんです。
大切な子どもたちの体調に気を配りながら、暑い夏を共に乗り切りたいと思います。
◇懇談会の予定
8月の許斐先生の懇談会は、8月28日(木)に宮司自治公民館で行われます。時間は、13時20分~14時50分です。許斐先生は先月から体調を崩されて、6月、7月の懇談会はお休みでした。今月また変更がありましたら、門に掲示いたしますので気を付けて見てください。よろしくお願いいたします。
なお、懇談会当日保育日でない方も、お子さまをお預かりできますので是非参加してください。『おひさま懇談会へようこそ』をご持参ください。
◇夏休みの日程
8月12日(火)~15日(金)です。
◇子どもを理解するために
私たちが日々感じている気持ちはどんな気持ちも大切なものです。自分の気持ちを正しく自覚することは、とても難しい事でありとても大切なことです。そして、自分の気持ちを自分の言葉で表現できるようになれることはとても幸せなことだと思います。
子どもが自分の気持ちを語るためには、物理的な時間はもちろん、「温かく、人間的なふれあい」のなか、気持ちを押し込めることなく語れる関係性と、必ず受け止めてくれる人がいるという安心感が保証されなければなりません。
言葉によって、気持ちを表してもいいこと、自分も相手も傷つけない、よりよい表現ができるよう努力と工夫を続けること、そのことによって、気持ちを表現しても壊れない関係性があることを体感し、そうして初めて、言葉へ、人間へ、社会への信頼を築いていくことができるのだと思います。(童話館ぶっくくらぶ通信 №514より抜粋)
誰かに自分の気持ちを聴いてもらえること、その気持ちを批判や評価することなくただただ聴いてもらえ続けたら、きっと自分で今の自分の気持ちを認識し受け入れることができるようになったり、冷静に見つめたりすることができるようになるのだと思います。
目の前の子どもをもっとわかりたい、子どもの気持ちを知りたい、そのためには子どもの様子をしっかりと見ながら、話したい、伝えたいという子どもの姿に気付き、子どもの言葉をひたすら聴き続ける者にならなければならないように思います。
子どもたちは身近な絵本から言葉の力をつけることができます。絵本の中にはいろいろな気持ちの表現の仕方がたくさん詰まっています。
私達大人は、懇談会や母親講座で許斐先生のお話を聞いたり、他の方のお話を聞いたり、自分の言葉で自分のことを話してみたり‥新たな自分が見えてくるかもしれません。
◇お読みください。
今から8年前に保護者の方に配布した資料です。今でも愛育養護学校はもちろん、私たちおひさまえんもこうでありたいという思いは変わっていません。きっと、これはこれからも変わらない、変ってはならないことなのだと思います。