少し曇りで肌寒かったですが、8人のお友達と10時10分におひさまえんを出発しました。行く前からみんなのテンションがとても上がっていて、そんなみんなを見て小さいお友達も行きたいと門から離れない子もいました。JくんはYさんがちゃんと見ておくからねとSちゃんに話し、それじゃあとSちゃんもバイバイ、Kちゃんは諦めたのか「Kも4歳になったら行くの」と話していました。お土産を持って帰ってくるからねと話して、行ってきます!

先頭のSくんとSちゃんに続き、KくんとMaちゃん、そしてMeちゃんとYちゃん、最後はくんとTくんが私と手を繋いで歩きました。みんな、前の人の背中を見ながら真っ直ぐに上手に歩いていきます。途中紅葉した木々の葉の色を眺めたり、綺麗な葉っぱを拾ったり、どんぐりをポケットに入れながら、黄色に色づいたイチョウの木の横を通りぬけると宮地嶽神社の中へ。少し前に、ドングリ拾いに行ったので、みんなあっという間に登山道の入り口に到着しました。さあいよいよ、登り始めます。途中、リュックを持ちたくないとTくん。(困ったねー。帰りならお弁当も食べてしまっておやつも食べてしまって、私のリュックが軽くなるから持ってあげれるんだけど‥)と話すと、納得したのか自分で頑張ってリュックを背負い、上り坂を登り始めました。宮地山までの道のりは、道がとても乾いていてその上にたくさんの枯れ葉が落ちていて滑りそうだったり、木の根っこに躓きそうになったり、すぐそばは崖になっていて怖かったり‥(怖い時は足だけでなく手を使ってしゃがんでお尻もついてもいいからね。)と声をかけ、時には手を差し伸べながらどんどん登っていきました。先頭のSくんとSちゃんは、とにかく登るのが早くてすいすい登っていきます。その速さにKくんとMaちゃんもしっかりついて行きます。途中滑ってこけてもすぐに立ち上がって歩いていきます。帰りにKくんが何ともない表情で「2回こけたんだ」と話してくれました。

Meちゃんは崖を見ると「あー怖い」としゃがみこんでしまうのですが、そのそばをYちゃんが黙々と進んでいくのを見て、また頑張ったり、Yちゃんが「もうダメ、歩けない。抱っこして」という時は(全集中で頑張って!)というと「わかった!」とたちまち元気になるYちゃんです。

宮地山のてっぺんに登ったのは11時。それから、いったん少し下りて今度は在自山に続く遊歩道を歩いていきます。途中出会う方には、こんにちはと挨拶をして、(頑張って!)と声をかけてもらいます。急な坂道、急な階段、細い道、道の上にとびだした大きなたくさんの木の根っこ、難しい道もたくさんありました。だんだん足もくたびれてお腹もすいてきました。もう少しもう少しと声をかけながら頑張ってようやく在自山につきました。ここは少しひらけたところで、前に海が見えます。少し曇っていて周りは木々に囲まれているので、今まで歩いて温まっていた身体が冷えてきます。寒い寒いといいながらもみんなお母さんが作ってくれたお弁当を食べました。とっても美味しかったです。食べやすく工夫してくださり本当にありがとうございます。

お弁当を食べたばかりなのにもうおやつが食べたくなったみんな。でも、(もう少し暖かいところで食べよう)と話し、長い階段を下りていきます。とても急な階段です。無事に下りると赤い鳥居が見え鳥居の向こうは津屋崎小学校一帯がよく見えます。おやつを食べ、みんなで鬼ごっこをして遊び、帰路につきました。

が、途中でNくんが疲れたと座り込み、SくんやSちゃんが頑張れと何回も声をかけてくれました。それでも、動けなくなってしまったNくん。「抱っこしてー」でも、とても抱っこできるはずもなく、(おひさまえんに帰ったらいくらでも抱っこできるからね)と話しながら、何とか手をひいて頑張って歩きました。Meちゃんもこけてお尻を強くぶつけてしまい泣いてしまったり、みんなを待てなかったSくんが一人早く先に行ってしまったり‥いろいろなことがありました。帰り道、Sちゃんは足が少し痛くなったけどまだまだ歩けると言ったり、ふもとに着いたころやっと元気になったNくんにMaちゃんが声をかけてくれてずっと手を繋いで仲良く歩いてくれたり、Sくんは途中で見つけたとても長い大きな木の枝が気に入って家に持って帰ると言ってずっと持って歩いたり、Tくんは宮地山登るの楽しいねーと何度も言ったり、Yちゃんは山に登るのめんどくさいねーと何度も笑って言うとみんなも真似してめんどくさいめんどくさいと言ったり‥

おひさまえんに着いたのは14時でした。みんな本当によく歩いて頑張りました。

ちなみに私の携帯の万歩計は15814歩でした!

いつかお家の方も一緒に登ってみてくださいね。

2020.12.8